ニュータイプの「特約」に注目!
- 最近の自動車保険には、ユニークな「特約」が数多く用意されています。
- 特約とは、基本保険料に少しの保険料をプラスすることで、さらに幅広い補償やサービスを受けることができるというもの。イザというときに役立つ特約を見極めて、契約前には自分のカーライフに必要なものをしっかり選んでおくことが大切です。
逆に、保険会社から提案される「おすすめ契約」をそのまま鵜呑みにして契約してしまうのは要注意です。「おすすめ契約」には、あらかじめさまざまな特約がセットされていることが多いので、中身も知らずに、あれもこれもかけていたら、保険料は知らないうちにとても高いものになってしまいます。たとえば、ゴルフをやらない人が「ゴルフ特約」をつけたり、子供のいない人が「子供特約」をつけていても、まったく意味がありませんよね。自分にとってこの特約が必要かどうかをよく見極めて選んでいくとよいでしょう。- <等級プロテクト特約>
事故を起こして保険を使っても、1回だけなら翌年の等級がダウンしないというもの。等級の低い人でもいざというとき安心できます。 - <子供特約>
記名被保険者の子供が運転するようになったとき、特約をつけることによって比較的安い保険料で子供の事故も補償してくれるというもの。子供の年齢によって保険料に差がつきますが、主契約の年齢条件そのものを変えるよりはおトクです。 - <代車費用担保特約>
事故によって契約している車が使用できなくなったとき、同程度のレンタカーを借りた日数分の保険金が支払われるという特約。保険金額は1日当たり5,000円、といった具合に、修理が完了するまでの期間支払われます。毎日欠かさず車を使用している人には、いざというとき便利な特約といえるでしょう。 - <新車取得費用担保保険特約>
この特約をつけていると、契約時に設定しておいた価格を限度に、新車の購入費用をまかなえるというもの。通常、車が損傷を受けた場合、車両保険から支払われるのは、修理費か時価額が上限になり、新車同様の車が全損となっても、新車を買えるだけの保険金は受け取れません。この保険を使うことはレアケースではありますが、新しい車を所有していて、万一のことが心配な人は検討してみるとよいでしょう。 - <身の回り品担保特約>
車内やトランク内に積んであった個人の所有物が、交通事故で損害を受けたときに補償してくれるもの。自損事故の衝撃でカメラが壊れてしまったようなときにも損害が補償されます。最近はルーフキャリアにアウトドア用品をどっさり積んで移動している人も多いようですが、身の回り品特約はそうした荷物にも有効です。 - <弁護士費用等補償特約>
示談交渉だけでなく、民事裁判になった場合の弁護士費用を負担してくれるというもの。 - <ゴルフ特約>
ゴルフプレー中のケガ、賠償、用品の損害、ホールインワン費用をカバーする保険。ゴルフ保険を単独でかけるより、自動車保険とセットで掛けるほうが安いので、ゴルファーにはおすすめですが、ゴルフと無縁の人には全く関係のない特約です。
- <等級プロテクト特約>
※特約については、その内容が保険会社各社によって異なる場合があります。詳細については、該当商品の約款等で必ずご確認ください。