雪道で事故にあわないために
- 雪が降ると、車の運転にも、通常に加えて更にいろいろな注意が必要となります。
- 雪道を運転する際、こころに留めておきたい注意点をまとめました。
- ●雪道の事故を回避する手段
-
- ブラックアイスに注意
気温が下がる早朝や夜間は、雪がとけて路面が濡れているだけのように見えても、実は路面に氷が張っている「ブラックアイスバーン」状態のことが多々あります。走行中に路面が濡れて黒く光って見えたら、このブラックアイスの可能性大。エンジンブレーキでスピードをダウンしましょう。(ブレーキを踏むとスリップしてしまうので、必ずエンジンブレーキを!)特に橋の上やトンネルの出入り口、日中あまり日の当たらない道路にブラックアイスがよくあるのでご用心を。
- スタッドレスタイヤは必ず4輪とも装着
スタッドレスを駆動輪のみ2本だけ装着されると、制動能力が異なるタイヤを装着することになり大変に危険です。スタッドレスを装着する際はかならず4輪とも装着するようにして下さい。タイヤチェーンは駆動輪に装着することが原則です。つまりFF車は前輪、FR車は後輪にチェーンを巻いてください。
- なるべく広くて通行量が多い道を選ぶ
雪道運転に慣れていない方は、雪が降ったら運転しないことが一番ですが、どうしても運転しなければならないときは、気温が上がってブラックアイスが溶けてから運転しましょう。また、多少遠回りであっても、なるべく広くて通行量の多い道を選んで走りましょう。
- “3急(サンキュー)”は絶対に禁物
の3つの「急」がつく運転操作は雪道では絶対に禁物です。また、四輪駆動車は直進したり坂をのぼったりするときには、FFやFRと比べて非常に安定していますが、RV四駆は車重が重いため、くだり坂では二輪駆動車よりも滑りやすいのでご用心。四駆も雪道万能というわけでは、決してありません。雪道運転では普段以上に「スピードは控えめに、ブレーキは早めに」を心がけてください。