2016年10月17日よりセブン銀行でも取扱いを開始したデビットカード。デビットカードはクレジットカードと異なり、預金口座より即時引き落としされるため、お金を使いすぎることなくまた不明な支払が減っていきます。そんなデビットカードの特徴とセブン銀行のデビットカードを持つメリットについて確認してみました。
画像出典:http://www.sevenbank.co.jp/personal/account/jcb_debit/
-目次- |
デビットカードとは?
クレジットカードはとても便利ですが、実際の支払いが後日に回るためついつい使いすぎるということはありませんか。クレジットカードを利用すると高額の買い物の際に現金を持ち歩かなくて済むというメリットがあるとともに、ポイントも一緒に貯まるということで利用している人も多いかと思います。
クレジットカード以外にも高額の買い物をするときに現金を持つことなく、買い物ができる手段があることはご存知でしょうか。それがデビットカードになります。
デビットカードはクレジットカードと異なり、銀行など金融機関で作成した預金口座と紐づけられ、デビットカードを利用して決済をすると即座に口座から現金が引き落とされます。預金口座からの引き落としとなるため、口座残高を超えない範囲で利用できるためクレジットカードのように使いすぎるということはありません。
また、クレジットカードと異なりデビットカードを作成する際には審査がない会社が多く、持ちやすいカードでもあります。中には、当座貸越やカードローンと組み合わせて自動借入のサービスを行っている発行金融機関もあり、クレジットカードのような使い方も可能です。
中には利用した金額にあった形でポイント還元やキャッシュバックといったサービスを導入している金融機関もあります。そのようなデビットカードを持てばクレジットカードと同じくポイントを貯めるということも可能です。
メリット
そんなデビットカードのメリットとしては、前にも記載した通り即時決済のためお金を使いすぎることなく管理できることではないでしょうか。他にもクレジットカードのように利用することができるため、高額の商品を購入する際にお金を持つ必要がないこともあげられると思います。
また、デビットカードを利用したときに登録しているメールアドレスに対してメールが送信されますので、不正利用もすぐに気付けるという点もメリットとしてあげることができます。
デメリット
デメリットとしては、デビットカード支払未対応のお店もまだまだ多くあるというところではないでしょうか。クレジット・デビット共に利用できないお店もあるので、最低限の現金は用意しておく必要がありますね。
また、即時支払いということで、分割やリボ払いのような支払い方法を選ぶことが出来ません。なので、必ず一括での支払いとなります。そのため買い物金額が残高を超えるような場合は、購入が出来ないということもあります。常に残高を意識して買い物をしないといけないため、少し窮屈に思う方もいらっしゃるかもしれません。
加盟店であれば、海外でもデビットカードで買い物の支払が可能です。クレジットカードではつい買い過ぎてしまう人や、家計簿などをつけている人であれば、デビットカードはとても利用しやすいのではないでしょうか。
セブン銀行のデビットカードとは?
デビットカードを作ることができる銀行は色々とありますが、その中でもオススメの銀行がセブン銀行です。
2016年10月17日からセブン銀行のキャッシュカードにデビット機能をつけられるようになりました。セブン銀行でデビットカードを作成する際はセブン銀行の口座を開設する時に、キャッシュカードをデビット機能付きで選択する必要があります。また、すでにセブン銀行の口座を持っている人はセブン銀行のサイトにログオンし、キャッシュカードの切り替えをすることが可能です。その場合は、新しいキャッシュカードが手元に届くまでに2週間ほど時間がかかります。
デビット機能付きのキャッシュカードにnanacoが一体化されているため、デビットカードを利用する度にnanacoポイントも付与されていきます。すでにnanacoを持っていれば、nanaco一体型ではなく紐付型のキャッシュカードを選択することで、現在のnanacoポイントをそのまま利用することができてお得です。
キャッシュカードの申し込み手順ですが、以下の通りです。
2.登録したメールアドレスに届いたメールから、申込手続きページに移動し、必要情報を登録する。
3.簡易書留または、本人限定受取り郵便にてキャッシュカードを受け取る
4.利用開始前にサイトにログインし、利用開始登録をする。
ただし、デビットカード付きのキャッシュカードを作成する際は、口座を持つ契約者が満16歳以上である必要があります。また他の口座を引き落とし口座に指定することはできずに、必ずセブン銀行の口座を作成する必要があるので注意が必要です。
出典:http://www.sevenbank.co.jp/personal/account/jcb_debit/
セブン銀行デビットカードのメリットは?
上記で軽くデビットカードのメリットについて触れてきましたが、ここではセブン銀行のデビットカードのメリットについてお話します。
nanaco一体カード
まず初めに、キャッシュカードとnanacoを1枚にまとめて作成することが出来るので、通常300円の保証料が必要になるnanacoを無料で持つことができます。
また、デビットカードを利用することで付帯しているnanacoに利用に応じたnanacoポイントが貯まっていきます。セブンイレブンでデビットカードを利用した場合、利用した金額の1.5%がポイントとして還元されます。他にも西武やSOGO、7netでの利用で利用金額の1%が還元。さらにはそれ以外のJCB加盟店で利用すると0.5%のポイント還元率となります。
利用店舗 | 付与ポイント |
---|---|
セブン-イレブン | ご利用金額の1.5% |
・そごう・西武 ※食品・飲食・専門店を除く ・セブンネットショッピング ・デニーズ、ふぁみーる、ポッポなど |
ご利用金額の1.0% |
上記以外のJCB加盟店 | ご利用金額の0.5% |
スマートフォンアプリの利用が可能
次に、セブン銀行のスマートフォンアプリを利用することで、すぐに利用した明細を確認することができます。また、口座の残高も合わせて把握できるので残高確認もスムーズです。
海外利用
デビットカードを利用して海外で買い物ができたり、現地通貨で引き出すことも可能です。デビットカードを利用して支払いをする場合、手続きとしては日本で利用する場合と同じですが、換算レートとしてはJCBが規定している基準レートにセブン銀行が規定しているレート(3%)が加算された形で請求がされますので、少し割高となります。
デビットカードを利用して現地通貨を引き出す場合、世界の主要空港、都市または観光地などにある、「JCB」あるいは「Cirrus」マークの付いたATMで引き出すことができます。現地でATMを利用するのが難しいと思う方は、JCBのサイトにATMシミュレーターがあり、現地さながらの取引をシミュレーションすることができます。事前に取引を練習をしてから臨んでみてはいかがでしょうか。
出典:http://www.sevenbank.co.jp/personal/account/jcb_debit/
まとめ
クレジットカードとは勝手が異なりますが、支出を管理するという点で行くとデビットカードはとても有効なカードと言えます。また、デビットカードの利用でnanacoポイントも貯まっていくことから、クレジットカードでポイントを貯めるような感覚でも利用が可能です。気になる方は今持っているキャッシュカードを変更してみてはいかがでしょうか。
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