メッセンジャーアプリ「LINE」を提供する事で、今や名前を知らない人も居なくなったLINE株式会社。
このLINEはメッセンジャーアプリを基盤に様々なサービスを展開しており、そのなかの一つ「LINE Pay」は事前にアカウントにチャージしたお金をユーザー間で簡単に送金したり、ネットショッピングなどの決済に使ったりできる送金・決済サービスとなっています。
そして、このLINE Payをネット上だけではなく、実店舗でも利用できるようにしたのが、クレジットカードのJCBと提携したLINE Payカードです。
ここではLINE Payカードの使い方をはじめ、還元率やメリット・デメリットなどについて詳しく解説していきます。
-目次- |
LINE Payカード紹介
出典:http://line.me/ja/pay
【LINE Payカードとは?】
LINE Payとは送金サービスの一種でユーザー間の送金やネットショッピング等の決済を簡単に行えるものでした。
LINE Payをもっと便利に使うために誕生したのが、クレジットカードJCBと提携したLINE Payカードとなっています。
事前のチャージは必要ですが、LINE PayはJCBブランドなので、JCB加盟店であればどこでも利用することが可能です。
国内のJCB加盟店は約959万店にのぼります。
デザインは4種類から選べLINEのスタンプやアニメなどでおなじみのキャラクターが入った可愛いデザインから、シックなブラックデザインまで様々です。
出典:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1314
事前チャージが必須となるため、LINE Payカードはクレジットカードと電子マネーの中間位の感覚のサービスです。
近いものだと、「おさいふPonta」が該当します。
【LINE Payカードを獲得するには?】
LINEアプリユーザーであることが大前提です。
LINEアプリメニューよりLINE Payをひらき、規約に同意し、パスワードを入力すると、LINE Payサービスを利用できるようになります。
出典:http://line.me/ja/pay/howto
LINE Payを開始したら、カード発行ページから送付先住所などを入力するだけ!
出典:http://line.me/ja/pay/cardhowto
1~2週間程度で指定住所へLINE Payカードが送付されます。送料等も一切かかりません!!
LINE Payカードは発行手数料など一切かからず無料で持てるので、持ってみて使わなかったとしても一切損はしませんので、とりあえず申し込みをしてみる、というのもありだと思います。
【LINE Payカードの使い方】
使い方としては、lineが提供するゲームやスタンプなどの課金の他、家族や友達への送金にも利用する事が可能です。
もちろんJCB加盟店でお買いものやサービスを受けることも可能です。
実店舗ではLINE Payカードをクレジットカード同様に渡すだけで決済が完了します。
チャージの方法は銀行振替、Pay-easy、コンビニ払いなど複数から選ぶことが可能で、最低額を下回った際に自動的に指定口座から振替られるオートチャージ機能もあります。
現状、クレジットカードによるチャージはできませんが、クレジットカードを登録することで、ネットショッピングなどでLINE Pay決済システムを利用してクレジットカード番号を都度入力せず安全にお買いものができるようになります。
また、コンビニ払いでのチャージはセブンイレブンには対応していないので、nanacoを使った間接的なクレジットカード払いも利用できません。
LINE Payに余分に入れてしまったお金や、送金されたお金は現金に交換することもできます。
その場合、200円(税別)の手数料がかかります。
LINE Payカードのメリット・デメリット
出典:http://line.me/ja/pay
ここからはLINE Payカードのメリット、デメリットを紹介し、そのうえで本当にお得なのか?を焦点に解説していきます。
LINE Payカードの一番メリットはその還元率の高さで、なんと2%もの高還元カードとなっています。
100円に付きLineポイントが2ポイントが貯まり、1ポイントは1円相当でLINE Payへチャージすることが可能です。
その他にもLINE コインへの交換やギフト券、他ポイントへの交換も可能となっており、使い勝手の良いポイントとなっています。
2%のポイント還元というのは、クレジットカードでもなかなかない高還元率となっており、有名なカードだと「リクルートカード プラス」が2%という高還元カードとなっていますが、こちらは年会費が2,000円(税別)と有料カードとなっています。
対して、このLINE Payカードは年会費どころか発行手数料も一切かからず無料で持てるのが大きな点です。
また前述の通り、チャージ方法に銀行口座振替を登録し、オートチャージ設定をおこなえばデビットカード同様に利用できるので、チャージの手間もなく便利に利用できます。
また、保護者の同意さえあれば未成年でも利用できるという事で子供に持たせるという使い方も可能です。
使いすぎを防止するためにはオートチャージ設定をしなければチャージ分のみしか使えませんので、使いすぎ防止にもなります。
支払い方法の設定は、スマートフォンから簡単に行え、面倒な手続きは不要なのも嬉しいですね。
逆にデメリットとしては、通常のJCBクレジットカードと異なり海外での利用はできません。
また、クレジットカードに付帯しているような保険や特典なども一切ありません。
ただし、紛失時にはスマートフォンから簡単に利用停止手続きができますし、第三者による不正利用によって被った被害についてはしっかりと補償もされるので、利用する上で安全に安心して利用することができます。
チャージの手間がかかる、というデメリットもありますが、こちらも前述のとおりオートチャージが設定できるので、大きなデメリットにはなりません。
贅沢を言えば、クレジットカードでチャージができれば、完璧ですが、現状のままでもメリットが大きいお得なカードとなっています。
LINE Payカードで貯まるLINEポイント
出典:http://official-blog.line.me/ja/archives/58938666.html
LINE Payカードの利用で貯まるLINEポイントはLINEの独自ポイントとなっており、LINEの関連サービスで利用することが可能です。
例えばLINEで使えるスタンプや着せ替えデザインの購入に使えたり、LINEゲームの課金アイテムの購入に使えたりします。
またLINE Payへチャージすることも可能なので、LINE Payカードを使い実店舗でポイントを使ってお買いものが可能となります。
その他にもギフト券や他ポイントへの交換も可能となっていますが、こちらは若干交換レートが異なるため、還元率が低くなります。
以下に主な交換先と交換レートを紹介していきます。
・LINE Pay 【2%還元】
LINE Payへのチャージに使え、LINE Payカードで現金と同感覚で利用可能です。
1,000ポイント⇒1,000円
2,000ポイント⇒2,000円
5,000ポイント⇒5,000円
10,000ポイント⇒10,000円
・LINEコイン 【1.6%~2%】
3ポイント⇒1コイン
12ポイント⇒5コイン
24ポイント⇒10コイン
120ポイント⇒50コイン
240ポイント⇒100コイン
360ポイント⇒150コイン
480ポイント⇒200コイン
※LINEコインは1コインで2.4円程度の価値
※LINE関連サービスの有料コンテンツで利用可能
・Amazonギフト券【1.8%】
550ポイント⇒500円
1,100ポイント⇒1,000円
・nanacoポイント【1.8%】
300ポイント⇒270ポイント
500ポイント⇒450ポイント
1,000ポイント⇒900ポイント
・メトロポイント【1.8%】
300ポイント⇒270ポイント
500ポイント⇒450ポイント
1,000ポイント⇒900ポイント
・Pontaポイント【1.8%】
300ポイント⇒270ポイント
500ポイント⇒450ポイント
1,000ポイント⇒900ポイント
この他にも、スターバックスのギフト券や、すかいらーく優待券との交換は1ポイント=1円として交換が可能となっています。
ポイントの交換先によって若干レートは下がりますが、それでも1.8%程度の還元率でポイントを獲得できる計算なので十分に高還元カードとして優秀ですし、LINE Payに交換すれば、LINE Payカードで全国のJCB加盟店で利用できるので現金と同じ感覚で利用できとってもお得です。
まとめ
LINE Payカードはクレジットカードのようでもあり、電子マネーのようでもあり、デビットカードのようでもある、新しいタイプの決済カードです。
LINE Payカードはクレジットカードの代替となりえるほどポイントがお得に貯まり、かつ安全に利用できる魅力的な1枚となっています。
クレジットカードのように支払い期日を忘れてしまうということもなく、電子マネーのように使う場所が限定的になることもなく、デビットカードのようにポイント還元が低いわけでもありません。
様々な決済カードの”いいとこ取り”のカードがこのLINE Payカードです。
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