楽天が発表した「楽天ゴールドカード」はいわゆるステータスカードと違い「レギュラーより少し高級なサービス」を提供するカードとなっています。その分年会費も2,000円代と非常に安価に設定されており、楽天ユーザー以外でも使いやすく、ゴールドカードを求める方にお勧めできるカードとなっています。ここではそんな楽天ゴールドカードをレギュラーとプレミアムと比較してみます。
画像出典:https://www.rakuten-card.co.jp/card/
-目次- |
楽天ゴールドカードの基本
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カード名称 | 楽天ゴールドカード |
国際ブランド | VISA/JCB/MasterCard |
年会費 | 本人会員 2,160円(税込) |
家族カード | 有 (年会費・540円(税込)) |
付与ポイント | 楽天スーパーポイント |
SPU | ポイント+4% |
カード付帯保険 | 海外旅行傷害保険・・・最高2,000万円 カード盗難保険 |
付帯機能 | Edy機能(楽天Edy) |
その他 | 空港ラウンジ無料利用(国内/ハワイ・ホノルル/韓国・仁川) |
楽天ゴールドカードは年会費が2,160円(税込)、家族カードが一枚540円(税込)と非常にお手頃な設定がしてあるクレジットカードです。
その分付帯保険は海外旅行保険が最高2,000万円とカード盗難保険、またサービスとしてネット不正安心制度などwebでの機能がついているのみで、頑張っても「補償がよい」とは言えません。
ポイントシステムは街での利用であれば100円で1ポイント、ポイント加盟店での利用で100円で3ポイント(最大)、楽天市場であれば常時5倍の100円で5ポイントとなっています。
サービスとして一番の魅力は、国内をメインに30の空港で無料で使える空港ラウンジでの利用が可能という所です。北海道から沖縄まで国内線の主要空港と、韓国の仁川空港、ハワイのホノルル空港で30あまりのラウンジを無料で使うことができます。楽天カードにはサービスとして付属していないので利用することはできません。
また楽天カード共通の楽天ポイントカードと楽天Edyを付帯したゴールドカードを選ぶことも可能です。
レギュラーカード(楽天カード)との比較
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カード名称 | 楽天カード |
国際ブランド | VISA/JCB/MasterCard |
年会費 | 永年無料 |
家族カード | 有 (年会費永年無料) |
付与ポイント | 楽天スーパーポイント |
SPU | ポイント+3% |
カード付帯保険 | 海外旅行傷害保険・・・最高2,000万円 カード盗難保険 |
付帯機能 | Edy機能(楽天Edy) |
楽天カードと比較してみると、レギュラーとゴールドで大きな差がないことがわかります。CMなどでおなじみの楽天カードの年会費は永年無料です。ポイントサービスについてですが、通常時はどちらとも100円で1ポイントとなっており、ポイント加盟店で使うことで最大100円で3ポイントというのも変わりません。当然ですが、レギュラーでも楽天Edyとポイントカードが付属したクレジットカードを提供しています。
また保険の面でもネット不正あんしん制度や商品未着安心制度があり、海外旅行保険が最大2,000万円とゴールドカードも同じとなっています。
楽天カードと楽天ゴールドカードの大きな違いは「国内空港ラウンジの無料利用」「楽天市場での還元率」「ETCカードが無料で付属」の三点になります。
前述したとおり、楽天ゴールドカードには国内をメインに30の空港で無料で使える空港ラウンジでの利用が可能という特典がついてきます。
楽天市場での買い物は基本100円で1ポイントですが、楽天カードを使うことで+3倍(4ポイント)ゴールドカードであればそこに+1倍で5ポイントを獲得することができるのも特徴ではないかと思います。(※CMなどでたまに「楽天スーパーポイントアッププログラム」と宣伝していますが、これは楽天ゴールドカードを利用して、楽天市場アプリを利用して、なおかつMVNOの楽天モバイルを利用したら7倍となるというサービスになっています。つまり、楽天ゴールドカードを所持していて、はじめて7倍獲得の条件を満たす、ということです。)
ETCカードは楽天ゴールドカード、プレミアム、ブラックの三つであれば年会費無料で利用できます。楽天カードの場合、基本年会費540円が必要になりますが、楽天のポイントクラブ会員でランクがダイヤモンド、もしくはプラチナ会員であれば年会費無料となります。
二つのカードを比較してみると、楽天ゴールドカードは「楽天カードの強化版」という位置づけであると言えるでしょう。
楽天市場含め楽天関連のサービスを多く利用する人か、国内旅行で空港や車をよく使う人など向けに年会費2,160円分レギュラーカードを強化したのがゴールドカードであると言えます。
プレミアムにはかなわない
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カード名称 | 楽天プレミアムカード |
国際ブランド | VISA/JCB/MasterCard |
年会費 | 本人会員 10,800円(税込) |
家族カード | 有 (年会費・540円(税込)) |
付与ポイント | 楽天スーパーポイント |
SPU | ポイント+4% |
カード付帯保険 | 国内旅行傷害保険・・・最高5,000万円 海外旅行傷害保険・・・最高5,000万円 動産総合保険・・・・年間最高300万円 カード盗難保険 |
付帯機能 | Edy機能(楽天Edy) |
その他 | 800カ所以上の海外空港ラウンジで使えるプライオリティ・パス無料申し込み可能 |
年会費2,160円分の相応のサービスを提供しているのが楽天ゴールドカードですが、さすがに年会費10,800円のプレミアムカードには全体的に劣ってしまうといえるでしょう。
ゴールドカードの魅力である空港ラウンジですが、プレミアムカードであれば世界的に展開しているプライオリティパスを無料で申し込むことが可能です。もちろんですがゴールドカードで無料で使える国内ラウンジはプレミアムでも使うことができます。
ETCカードも無料でついてきますし、旅行では現地でのトラブルや観光情報、各種予約や手配をしてくれるトラベルデスクを無料(トラベルデスク以外の料金は有料)で使うことができます。
保険は国内・海外のどちらも最大5,000万円、またプレミアムカードで購入した商品が破損や盗難、火災など偶発的な事故で失われた場合に最高300万円まで補償する動産総合保険もついています。
また、誕生日月には楽園市場、楽天ブックスでの利用でポイントが+1%になるのも嬉しい特典ではないでしょうか。
そしてさらに、3つの優待コースから好きなコースを選ぶことができるでの要チェックです。
楽天市場コース
毎週火曜日・木曜日のプレミアムカードデーは、楽天市場のお買い物は+1%加算!
トラベルコース
楽天トラベルでオンラインカード決済をすると+1%加算!
エンタメコース
Rakuten TVご利用分ポイント・楽天ブックスご利用分ポイント+1%加算!
このように楽天ゴールドカードとは比べる必要もないほど充実したサービスを提供しています。その分年会費も高いので、そもそも比べるものではないのかもしれません。
まとめ
楽天ゴールドカードは「プレミアムの下」と考えるより「レギュラーの強化版」に近い特徴を持っています。
ですからプレミアム並みのサービスを求める方には向いていませんが、年会費が2,160円(税込)とお手ごろなので「プレミアムほどのサービスはいらないけど、レギュラーじゃ満足できない」という方であればゴールドカードをお勧めします。
レギュラーカードと比べた場合、ポイントは空港ラウンジやETCなど国内旅行での利用となるでしょう。国内旅行を多くしている方はゴールドカードがお勧めです。
楽天市場でのポイントアップは1倍なので、これで年会費分の元を取るのは難しいかと思います。
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