「Amazon」は翌日、当日、1時間配送などスピーディーな配送で人気の通販サイトです。
昨今では動画配信など、様々なサービスを提供しており、そんなAmazonのサービスをよりお得に利用できるクレジットカードが「Amazonマスターカード」です。
発行開始直後は酷評が続いていましたが、貯まったポイントが使いやすくなりAmazonをよりお得に使えるクレジットカードへ進化しています。
画像出典:http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-logos
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Amazonマスターカードの概要
出典:https://www.amazon.co.jp/b/ref=nav_foot_pay_jp_cbcc?ie=UTF8&node=3036192051&plattr=JBCBCCFT
Amazonが三井住友カードと提携し発行しているAmazonマスターカードにはレギュラーカードに当たる「Amazon MasterCardクラシック」とその上級カードの「Amazon MasterCardゴールド」の2券種があります。
三井住友銀行との提携で提供されており、国際ブランドは名前にも有るようにMastercardのみです。
カードデザインはAmazonの配送用ダンボールをイメージした、ユニークなデザインになっています。
2券種ともに、共通サービスとしてAmazonポイントが貯まるカードとなっています。
さらに、入会ボーナスポイントがもらえる場合も!
クレジットカード利用時、通常のMasterCard加盟店では1.0%のポイント還元となりますが、Amazonで利用すると1.5~2.5%のポイント還元が受けられます。
貯まったAmazonポイントは1ポイント1円としてAmazonでのお買いものに利用できるので、ポイントを無駄なく、使いたいときに利用できるので、使い勝手の良いポイントとなっています。
以前は、ポイントを何千ポイント貯め、Amazonギフト券に交換するしか方法がなく、ポイントの使い勝手が悪く酷評されていましたが、Amazonでのポイント導入が進みポイントを直接利用できるようになりました。
ポイントはAmazonマスターカードを発行する際にログイン(または新規登録)したアカウントに自動加算されます。
また、Amazonマスターカードの大きな特徴として、申し込み後からすぐにカード決済が可能となる、即時審査サービスを実施しています。
このサービス自体は、カード発行元である、三井住友カードのサービスとなっていますが、これを利用することにより、審査通過後からカード発行までの1~2週間程度の間もカード決済が可能となるサービスです。
Amazonのサイトから即時審査サービス対応時間内(9:00~19:00)にAmazonから即時審査サービスを選択しカード申し込みを行うと、おおよそ3分ほどで審査が終了し、Amazonテンポラリーカードと言う仮カードが発行されます。
Amazonテンポラリーカードでは、Amazonでのお買いものにすぐに利用できるので、Amazonで買い物がしたいけど、クレジットカードがない場合などに非常に便利なサービスとなっています。
※即時審査サービスの対象となる金融機関登録に限り利用できます
※Amazonの一部サービスの料金支払いには利用できません
クラシックカードは実質年会費無料でお得
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カード名称 | Amazon MasterCardクラシック |
国際ブランド | MasterCard |
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:1,250円(税別) ※前年度1回以上のカード利用で無料 |
家族カード | ― |
ETCカード | 初年度:無料 2年目以降:500円(税別) ※前年度1回以上のETCカード利用で無料 |
電子マネー | iD |
付与ポイント | Amazonポイント |
還元率 | 1.0~2.0% |
付与単位 | 100円毎 |
ショッピング保険 | 最高100万円 |
旅行保険 | ― |
出典:https://www.amazon.co.jp/gp/cobrandcard/marketing.html
Amazonマスターカードのレギュラーカードに当たる「Amazon MasterCardクラシック」
年会費は初年度無料で翌年以降も年1回のカード利用で無料ですので、実質年会費は無料で持てるクレジットカードとなっています。
ETCカードも初年度年会費無料、翌年以降も年1回のETC利用で無料になります。
ポイントの還元率もAmazonでの利用で1.5%還元、さらにプライム会員なら2.0%の還元となります。
Amazon以外のMasterCard加盟店でも1.0%の高還元クレジットカードと言えます。
また、入会時の特典として2,000円分のAmazonポイントが貰えます。
電子マネーはiDが追加可能となっています。
iDは後払い式の電子マネーとなっているので、チャージの必要がなく、使いたい分だけの利用ができ、クレジットカードが使えないお店でも、間接的にクレジット決済が可能となる、便利な電子マネーとなっています。
クラシックのメリットとしては実質年会費無料でETCカードが利用でき、常時1%という還元率でポイントが貯まる所です。
さらに貯まったポイントも大手通販サイトAmazonで利用できるので、欲しい物がポイントで買え、しかもすぐに届くという、使い勝手の良いポイントとなっています。
デメリットとしては、保険がショッピング保険しかついていない所です。
旅行保険が一切ないので、クレジットカードに旅行保険を求めている場合には、別のクレジットカードを持つ必要があります。
クラシックのおすすめの使い方としては、Amazonの通販をよく利用する方が、Amazonの決済専用として利用するのが最も適した利用方法だと思います。
普段あまりクレジットカードを使わないという方や、メインとなるクレジットカードを持って居るがETC用やネットでの買い物用に別に欲しいという方など、サブカードとしての利用がおすすめなクレジットカードです。
Amazonヘビーユーザーならゴールド
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カード名称 | Amazon MasterCardゴールド |
国際ブランド | MasterCard |
年会費 | 10,000円(税別) ※年会費割引特典あり 初年度:最大5,000円(税別)割引 2年目以降:最大:最大6,000円(税別)割引 |
家族カード | ― |
ETCカード | 初年度:無料 2年目以降:500円(税別) ※前年度1回以上のETCカード利用で無料 |
電子マネー | iD |
付与ポイント | Amazonポイント |
還元率 | 1.0~2.5% |
付与単位 | 100円毎 |
ショッピング保険 | 最大300万円 |
旅行保険 | 自動付帯:最高1,000万円 利用付帯:最高5,000万円 |
出典:https://www.amazon.co.jp/gp/cobrandcard/marketing.html
クラシックの上位カードとなる「Amazon MasterCardゴールド」は、クラシックの基本機能をさらにお得にし、ゴールドならではの特典が追加された、Amazonを最もお得に利用できるクレジットカードとなっています。
年会費は通常10,800円となっていますが、カード請求支払額を毎月一定額にするリボ払い設定「マイ・ペイすリボ」へ登録することによって、年会費が半額となります。
2年目以降も、「マイ・ペイすリボ」への登録継続と前年度1回以上のカード利用で半額割引が継続され、さらにWEB明細を利用し、前年度6回以上の請求があると1,080円割引となります。
1年目は実質5,400円、2年目以降は4,320円でゴールドカードが所持できるようになります。
「マイ・ペイすリボ」については、月々の支払額を自分で自由に設定できるので、リボ払いによる金利手数料を避けたい場合には、カード限度額と同額をリボ払い設定しましょう。
カード申し込み時には3万円までしか設定できませんが、カード到着後、専用ページから上限を上げて設定できますので必ず設定してから利用を開始してください。
基本特典として、クラシックと同様に入会特典とAmazonでの優待ポイント還元がありますが、クラシックよりも貰えるポイントが大きくなるのが特徴です。
カード入会時に貰えるポイントは、クラシックの2,000円分に比べゴールドでは1,000円多い3,000円分のポイントが貰えます。
※2017年9月現在、入会キャンペーンの実施はしておりません
Amazon利用でのポイント還元は、クラシック1.5%に比べ1.0%多い2.5%還元となっています。
また付帯保険もクラシックのショッピング保険の補償金額がアップ、さらに旅行保険も付帯します。
旅行保険は、海外国内ともに自動付帯となっていますが、旅行代金をカードで支払うことにより補償最高額が上がります。
ゴールドカードとして今や当然の機能となっている、空港ラウンジの利用ももちろん付帯しています。
クラシックの特典をさらにお得にしAmazonを最もお得に利用できるクレジットカードとなっていますが、ゴールドのさらにすごいところは、Amazonの有料サービスである「Amazonプライム」が無料で利用できるところです。
Amazonプライムは、年会費3,900円で、Amazonのお急ぎ便や日時指定便を無料で何度でも利用できるほか、映画やテレビ番組などの動画配信を追加料金なしで利用できたり、100万曲以上の楽曲を楽しむことができたり、様々な特典を受けられる会員制プログラムとなっています。
プライム年会費を含めて、カードの年会費を計算すると、初年度1500円、2年目以降420円という年会費の計算となります。
Amazonマスターカード ゴールドは実質年会費は数百円程度で持てるとてもお得なカードとなっており、ポイント還元率が高いので、すぐに元が取れます。
ただし、Amazonをあまり利用しない方や、Amazonプライムのサービスは全く利用しないという場合には、お得さはそこまで大きくないので、Amazonマスターカード クラシックを選びましょう。
逆を返せば、Amazonプライムの年会費を払っている方や、Amazonでいつも買いものをしているという方、お急ぎ便などの有料サービスを頻繁に利用する方にとっては非常にお得なクレジットカードとなっているので、ぜひ利用を検討してみてください。
まとめ
Amazonマスターカードは、クラシックとゴールドでお勧めできる利用者が異なります。
クラシックはAmazonのライトユーザー層向けカードであり、ゴールドはヘビーユーザー層向けカードとなっています。
ですが、ヘビーユーザー以外は持たない方がいい、というわけでは決してなく、Amazonプライムなど映画が見放題だったり音楽も楽しめたりと、様々な利用方法があるので、興味のある方はまずは1年間、実際にゴールドカードを利用してみるのも有りだと思います。
クラシックについても、年1回の利用で年会費が無料となり、サブカードとしても有効ですので、まずはクラシックを使ってみて、様子をみてゴールドへの切り替えを考えてみるのも、おすすめです。
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