クレジットカードを使うと貯まるポイントは還元率ばかりが注目されがちですが、実は還元率よりも重要なものがあります。
それが貯まったポイントの使い道です。
どんなに還元率が良くても、ポイントの使い勝手が良くなければ、ポイントを貯める意味はありません。
今回紹介するクレジットカード「セブンカード・プラス」は、セブンイレブンを初めとするセブン&アイグループが提供するクレジットカードで、同グループが発行する電子マネー「nanaco」にチャージして使うことができるnanacoポイントが貯まります。
さらに通常発行300円かかるnanacoカードが一体型となっており、持っているだけでお得なカードとなっています。
-目次- |
セブンカードの概要
セブンイレブンを初めスーパーやレストランなど幅広く運営しているセブン&アイグループが提供するクレジットカードがセブンカードプラスです。
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カード名称 | セブンカード・プラス |
国際ブランド | VISA/JCB |
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:500円(税込) ※前年度50,000円以上のショッピング利用で無料 |
家族カード | 初年度:無料 2年目以降:1枚毎200円(税込) ※前年度50,000円以上のショッピング利用で無料 |
ETCカード | 無料 |
付与ポイント | nanacoポイント |
還元率 | 0.5~1.5% |
付与単位 | 200円毎 |
ショッピング保険 | 海外:最高100万円 国内:― |
旅行保険 | ― |
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カード発行は無料で、通常300円かかる電子マネーnanacoが付帯しているので、発行するだけで300円お得になります。
すでにnanacoカードを利用していて、nanacoが必要ない場合は、お持ちのnanacoカードに紐付けてポイントを貯めることも可能です。
年会費は初年度無料で2年目以降は年間費500円(税込)が必要となります。
ただし、前年度のショッピング利用額が本会員と家族会員合算5万円以上で年会費無料となります。
カードの国際ブランドはVISAとJCBから選ぶことができます。
付帯保険は海外でのショッピングガード保険のみとなっており、旅行保険の付帯はありません。
セブンカードプラス(ゴールド)というゴールドカードの発行もしていますが、こちらは申し込み制ではなく、セブンカードのヘビーユーザーへ向けた招待制をとっています。
セブンカードプラスゴールドは「ワンランク上のサービスを提供する」というよりも「愛用者に対しての追加サービス」と言ったタイプのクレジットカードで、通常のセブンカードプラスのサービスに、年会費無料&付帯保険強化(国内でのショッピングガード適用)が追加されます。
出典:http://www.7card.co.jp/entry/lineup.html
カード特典
セブンカードプラスにはnanacoポイントが貯まるポイントサービスのほか、セブン&アイグループ各店での優待など、複数のお得な特典が用意されています。
【ポイントサービス】
セブンカードプラスのメリットとしてはじめに浮かぶのは、電子マネーnanacoにチャージ可能なnanacoポイントが貯まる点です。
クレジット利用額200円につき1ポイントで還元率は0.5%が基本設定となっています。
高い還元率ではありませんが、セブン&アイグループの各対象店舗での利用で還元率が2~3倍になります。
出典:http://www.7card.co.jp/entry/7plus/index.html
生活に直結する、コンビニやスーパーなどを運営しているセブン&アイグループの店舗でポイント還元率が高いので、普段使いでポイントをザクザク貯めることが可能となっています。
また、セブン&アイ対象店舗での累計利用額に応じて、ボーナスポイントを獲得することもできます。
ただし累計金額が100万円~と高額なため、普段の買い物のほとんどをセブン&アイグループで済ませている方向けの内容となります。
出典:http://www.7card.co.jp/service/point/nanaco/r_bonuspoint.html
この他にも、対象商品を購入して獲得できるボーナスポイントも獲得できます。
こちらはセブンカードプラスだけではなく、nanacoカードでも獲得できます。
出典:http://www.sej.co.jp/i/nanaco/bonuspoints/
【優待特典】
優待としては毎月8のつく日(8日、18日、28日)は、全国のイトーヨーカドーでセブンカードプラスを利用すると5%割引になる「ハッピーデー」が適用されます。
出典:http://www.7card.co.jp/entry/7plus/index.html
また、カラオケチェーン店のカラオケ館で、セブンカードプラス提示&支払いをすると室料が30%オフになります。
出典:https://www.7card.co.jp/yutai/karaokekan/index.html
この他にも、ANAセールス/JALパック/日本旅行/JTB/近畿日本ツーリスト/クラブツーリズム、など大手旅行代理店のパッケージツアーの申し込みを、カード利用者専用のセブン旅デスクへ電話し、申し込むと旅行代金が5%オフになります。
nanacoカードをお得に
出典:http://www.7card.co.jp/info/20150225/index.html
セブンカードプラスは、電子マネーnanacoが付帯したクレジットカードとなっており、nanacoポイントがお得に貯まるクレジットカードとなっています。
当然、nanacoへのチャージでもポイントが貯まります。
そのポイント還元率は200円につき1ポイントとなっており、基本還元率と同様です。
nanacoカードへのチャージだけに使うのであれば、他の高還元カードでチャージした方がお得ですが、nanacoポイントをたくさん貯めたい方にとっては、nanacoポイントをチャージ時と利用時で2重取りで貯めることができるので、理想的と言えます。
ただし、注意が必要なのが、nanacoを利用する場所です。
セブンイレブンやヨーカドーなど、クレジット利用のポイントアップ対象店舗で利用する場合は、クレジットカードで直接支払った方がより多くのnanacoポイントが獲得できます。
■例
- セブンイレブンで、セブンカードプラスでチャージしたnanacoで1,000円支払いの場合…
- nanacoチャージ⇒5ポイント + nanaco払い⇒5ポイント =10ポイント
- セブンイレブンで、セブンカードプラスで1,000円支払いの場合…
- 200円につき1ポイント × 対象店舗3倍 =15ポイント
ですので、セブンカードプラスを持っている場合、セブン&アイグループ対象店舗での支払いには、nanacoではなくクレジットカード払いの方がお得になります。
nanacoカードについては、クレジットカードの利用できないファストフード店や、請求書等の代行収納支払い時に利用すると、無駄なくnanacoポイントを貯めることが可能です。
電子マネーnanacoのお得な利用方法についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
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まとめ
出典:https://www.7-11net.omni7.jp/
セブンカードプラスはnanacoポイントが貯まりやすいだけではなく、普段のお買い物がお得になる、使い勝手の良いクレジットカードとなっています。
クレジットチャージ&nanaco利用で1%の還元率となり、クレジットカードが使えない場面でもポイントをどんどん貯められます。
電子マネーnanacoは使える店舗も多く、nanacoにチャージ可能なnanacoポイントが一番貯まりやすいセブンカードは実用が高く、メインカードとしてもおすすめできるクレジットカードです。