ポイント戦国時代と呼ばれる昨今、ユーザー数を増やそうと、共通ポイントのサービスもめまぐるしく変化しています。
そんな共通ポイントについて、今さら聞けない基本情報から、それぞれの特徴やお得な貯め方使い方をまとめました。
Tポイント、Pontaポイント、楽天ポイント…共通ポイント大手3社を徹底比較していきます!
-目次- |
Tポイント
Tポイントはカルチュア・コンビニエンス・クラブが展開するポイントサービスとなっており、元は書店およびレンタルビデオショップのTSUTAYA(蔦屋書店)から始まっている。
サービス開始は2003年10月と、共通ポイントとしては最も古く、共通ポイントの第一人者的存在となっています。
【概要】
ユーザー数 | 5,667万人 |
提携店舗数 | 458,022店舗 |
ポイント付与率 | 100~200円毎に1ポイント |
1ポイントの価値 | 1円相当 |
ポイントの利用単位 | 1ポイント~ 1ポイント単位 |
ポイント有効期限 | 最終利用日から1年間 |
ポイント利用でのポイント付与 | ○ |
主要加盟店 | TSUTAYA ファミリーマート エネオス ドトール ガスト マルエツ 等 |
【入手方法】
Tポイントカードの入手方法はネットやクレジットカード申し込み、Tポイント加盟店で入手することができます。
Tカードの種類だけでも126種類も存在しています。
出典:http://tsite.jp/r/guide/web/index4.html
また、AKB48などの人気アイドルとのコラボや、人気アニメ、人気キャラとコラボしたキャラクターデザインカードの種類も豊富で期間限定発行ものもあり、ファンにはたまらないサービスも実施しています。
【クレジットカード】
Tポイントカード機能付きのクレジットカード数は36種類。
また、ポイントカード機能はないが、Tポイントが貯まるクレジットカードは多岐に渡ります。
クレジットカードでのTポイント還元率は0.5%~1.0%
さらに店舗ごとで最大還元率の大幅UPなどのサービスもあるので、よく使う店舗のクレジットカードを申し込むとお得です。
中でもおすすめなのが「ファミマTカード」
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カード名称 | ファミマTカード |
国際ブランド | JCB |
年会費 | 無料 |
家族カード | なし |
ETCカード | 無料 |
還元率 | 0.5% |
付与ポイント | Tポイント |
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ファミマTカードは通常のポイント還元率は0.5%と低めですが、ファミリーマートでの利用で+0.5%~1.5%の高待遇になる他に、クレジット支払分とは別に通常のポイントも付与されるので、Tポイントがザクザク貯まります。
毎日利用するコンビニだからこそ、お得に貯まるカードを使いたいですよね。
【Tポイントの魅力】
Tポイントの魅力は圧倒的な使いやすいやではないでしょうか。
共通ポイントとしての歴史が1番長く、様々なジャンルの大手企業を多く提携企業として取り込んでいるので、”いつでもどこでも使うことができるポイント”と言っても過言ではありません。
レートは若干下がるものの、ポイントを現金に交換できるのもTポイントの魅力です。
どうしても使い道が決まらない場合には現金に交換すればポイントを無駄にすることなく使えますね。
Tポイントについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
ポイントで納税ができる!?Tポイントをお得に「貯める」「使う」方法! 街のいたるところで貯められる、使えるTポイント。その認知率は97.8%とTポイントを知らない人はほぼいないと言っても… もっと見る≫ |
Pontaポイント
Pontaポイント(ポンタポイント)は三菱商事の関連企業であるロイヤリティ マーケティングが展開するポイントサービスです。
2010年3月にローソン、昭和シェル石油、ゲオのポイントカードをPontaポイントに移行させることから開始されました。
今では、リクルートポイント、dポイントなど競合ポイントサービスと提携することにより、利便性を高めてきています。
【概要】
ユーザー数 | 7,343万人 |
提携店舗数 | 約14万店舗 |
ポイント付与率 | 100~200円毎に1ポイント |
1ポイントの価値 | 1円相当 |
ポイントの利用単位 | 1ポイント~ 1ポイント単位 |
ポイント有効期限 | Ponta会員:最終利用日から1年間 Ponta非会員:最終加算日の12ヶ月後の月末 |
ポイント利用でのポイント付与 | × |
主要加盟店 |
ゲオ ローソン 昭和シェル石油 ケンタッキー 大戸屋 ライフ 等 |
【入手方法】
Pontaポイントカードの入手方法はネットやクレジットカード申し込み、カード発行可能提携店で入手することができます。
・Pontaポイントカード発行企業
出典:https://point.recruit.co.jp/pontaweb/about/ponta/card/
カード発行可能提携店はローソンや昭和シェル石油、ゲオなど、16の企業から発行ができます。
また、現在は27種類のPontaカードを発行することができます。
出典:https://point.recruit.co.jp/pontaweb/about/ponta/card/
【クレジットカード】
Pontaポイントカード機能付きのクレジットカードは7種類。
ポイント還元率は0.5%~1.0%。
こちらも加盟店毎にクレジットカードを発行していますので、よく利用するお店のカードを作るとポイント還元率がアップするのでお得です。
また、Pontaポイントはリクルートポイント、dポイントと交換提携をしているのでそれぞれのポイントが貯まるカードでも実質的にはPontaポイントが貯まるクレジットカードと言えます。
そこでPontaポイントがお得に貯まるおすすめのカードをご紹介します。
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カード名称 | Ponta Premium Plus |
国際ブランド | JCB |
年会費 | 初年度無料、2年目以降2000円(税別) ※5万円以上の利用で年会費無料 |
家族カード | 初年度無料、2年目以降400円(税別) ※本会員が年会費無料の条件を満たしている場合には無料 |
ETCカード | 無料 |
還元率 | 一般コース:1.0% リボコース:2.0% |
付与ポイント | Pontaポイント |
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カード名称 | リクルートカード |
国際ブランド | VISA/JCB |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 ※VISAのみ発行手数料1,000円(税別) |
還元率 | 1.2% |
付与ポイント | リクルートポイント |
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Ponta Premium PlusはクレジットカードとPontaカード機能が1枚になっており、クレジットカード利用でPontaポイントが1.0%~2.0%貯まります。
年会費も初年度無料で、2年目以降も前年度の利用が5万円以上で無料になるのが魅力です。
もう1枚はリクルートカード。
こちらはPontaポイントではなくリクルートポイントが貯まります。
リクルートポイントはPontaポイントに交換ができるので、非常に使い勝手の良いポイントです。
年会費永年無料で1.2%の高還元クレジットカードとなっています。
【Pontaポイントの魅力】
Pontaポイントの魅力は他の共通ポイントとの交換提携をおこなっているところです。
Pontaポイントだけでは使い道がTポイントに比べ劣る部分がありましたが、リクルートポイントからの交換、dポイントとの相互交換おこなえることで使い方がぐっと広がりました。
共通ポイントへの交換提携をさらに広げることにより、利便性がますます上がり勢いのあるPontaポイント。
今後の動きにもますます期待できるポイントではないでしょうか。
Pontaポイントについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
ポンタカードのポイントをローソンやリクルートでお得に利用する方法 ローソンのポイントサービスとして広く知られるポンタカードは、共通ポイントとして多くの店舗やサービスで利用でき… もっと見る≫ |
楽天ポイント
楽天スーパーポイントは楽天が運営するポイントサービスです。
日本の大手通販サイト楽天市場を初め楽天ブックスや楽天トラベルなど楽天グループの各サービスで利用できるポイントとして開始されました。
2014年10月に共通ポイントとして実店舗でもポイントが利用できるポイントカードRポイントカードの発行が開始されました。
【概要】
ユーザー数 | 10,589万人 |
提携店舗数 | 実店舗:約14,000店舗 楽天市場:44,201店舗 |
ポイント付与率 | 100~200円毎に1ポイント |
1ポイントの価値 | 1円相当 |
ポイントの利用単位 | 50ポイント~ 1ポイント単位 |
ポイント有効期限 | 最終獲得日から1年間 |
ポイント利用でのポイント付与 | ○ |
主要加盟店 | サークルKサンクス 出光 ミスタードーナツ プロント 大丸 等 |
【入手方法】
楽天ポイントのRポイントカードの入手方法はネットやクレジットカード申し込み、カード発行可能提携店で入手することができます。
また楽天ポイントカードアプリを使い、スマートフォンでポイントカードを管理することもできます。
出典:http://point.rakuten.co.jp/rpointcard/
現在は21種類のRポイントカードを発行することができます。
出典:http://point.rakuten.co.jp/rpointcard/
カード発行可能提携店はサークルKサンクスや出光、ミスタードーナツなど、Rポイント提携店舗にて配布しています。
【クレジットカード】
Rポイントカード機能付きクレジットカードは現在5種類。
そのどれもが楽天カードとなっています。
内2種類は楽天ポイントかANAマイルのどちらかが選べる楽天ANAマイレージカードとなっています。
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カード名称 | 楽天カード |
国際ブランド | VISA/MasterCard/JCB |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 540円(税込) ※楽天Point Club会員ランクがダイヤモンド・プラチナ会員の場合無料 |
還元率 | 1.0% |
付与ポイント | 楽天ポイント |
・今ならクレジットカードのお申込みで現金や共通ポイントへ交換できるネットマイルが貯まるキャンペーン実施中!! |
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カード名称 | 楽天ANAマイレージカード |
国際ブランド | VISA/MasterCard/JCB |
年会費 | 初年度無料、2年目以降540円(税込) ※年1回の利用で年会費無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 540円(税込) ※楽天Point Club会員ランクがダイヤモンド・プラチナ会員の場合無料 |
還元率 | 楽天ポイント:1.0% ANAマイル:0.5% |
付与ポイント | 楽天ポイント ANAマイル |
楽天カード会員数は1200万人以上!
そしてメインカードとして最もよく使うカードアンケートの1位に輝くなど、認知度が広く利便性の高いカードとなっています。
また2016年2月より受付・発行を開始した楽天ANAマイレージカード。
楽天ポイントを貯めるか、ANAマイルを貯めるか、いつでも簡単にWEBから設定が可能となっており、1枚で2種類のポイントを貯めることができるクレジットカードとなっています。
【楽天ポイントの魅力】
楽天ポイントの魅力は、楽天グループのサービスの幅広さです。
楽天市場は日本国内では最大のネットショップとなっています。
日用品からアパレル、家電、スポーツ用品など、何でも買うことができます。
また楽天トラベルでは旅行商品の購入もできるなど、幅広いサービスでポイントが使えるのが人気となっています。
実店舗でのポイント利用についてはまだまだ発展途上ではありますが、ネット利用重視にはとても便利なポイントになっています。
まとめ
共通ポイント3社徹底比較、前編では共通ポイント大手3社それぞれの詳細を紹介してまいりました。
後編では、3社の比較と「結局どのポイントがお得なのか!?」について紹介していきます。
3社の詳細を確認して、あなたはどのポイントに一番魅力を感じましたか?
後編はこちら
Tポイント・Pontaポイント・楽天ポイント、共通ポイント3社徹底比較!【後編】 Tポイント、Pontaポイント、楽天ポイントのお得な貯め方&使い方の比較と、どのポイントをメインに利用するのが一番お得なのかを紹介… もっと見る≫ |
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