「東京で転職したいけど、どうしたらいいのかわからない」と思っている人もいるかもしれませんね。東京の求人、特に薬剤師の求人は競争率が高く、平均年収もあまり高くないのが現状です。
年収や福利厚生など、自分の希望する条件を満たす仕事に出会える可能性を高めるために、ぜひ「薬剤師転職サイト」を活用することをおすすめします。
今回は、東京での転職の流れや、転職に最適と思われるサイト、薬剤師転職サイトを活用するためのヒントをご紹介します。
この記事を読んで転職サイトを最大限に活用し、あなたの希望する転職を実現させることもできるでしょう。
東京都で転職を考えている薬剤師がチェックすべき転職サイト6選
転職活動を成功させるためには、「薬剤師に特化した転職サイト」を活用することをおすすめします。
薬剤師の年収が低い東京都内でも、転職サイトを活用することで好条件の求人を見つけることが可能です。これらの求人は、民間企業・公的機関のどちらでも見つけることができます。
また、コンサルタントが求職者に合った求人を紹介してくれるので、「東京での転職は初めてで不安」という方でも安心して転職活動を進めることができます。
以下、東京での就職を希望する薬剤師向けに厳選した6つの転職サイトをご紹介します。
サイト名 | 東京の
求人数 |
派遣求人の
取り扱い |
東京の
面談拠点 |
ファルマスタッフ | 9,297 | ◎ | ◎ |
マイナビ薬剤師 | 8,269 | × | ◎ |
ファーマキャリア | 6,179 | × | ◎ |
薬キャリ | 3,067 | ◎ | × |
リクナビ薬剤師 | 6,653 | × | ◎ |
JobBuddy薬剤師 | 非公開 | × | ◎ |
※2022年3月時点
じっくり相談にのってもらいたいなら「ファルマスタッフ」
出典:ファルマスタッフ
日本調剤グループは、ファルマスタッフという転職サイトを運営している会社です。
個別面談でじっくりと相談に乗ってもらえるので、「初めて東京で転職するけど、どうしたらいいかわからない」と悩んでいる方にピッタリのサイトです。
東京に拠点を置いているため、対面での面談を通じて「転職の不安を解消できた」「アドバイザーに相談することで疑問が解消できた」という事例が多くあります。
また、今回ご紹介した転職サイトの中で、ファルマスタッフは東京の求人数が約9000件と最も多くなっています。
また、ファルマスタッフのコンサルタントは、紹介先の企業へ自ら足を運ぶことを大切にしています。そのため、求人票だけではわからない、組織の文化などの情報を提供することができます。
転職に伴う不安を解消したい方、職場の詳細な情報を得たい方は、ぜひファルマスタッフの利用をご検討ください。
【東京の拠点所在地】
東京都千代田区丸の内1-9-1 グラントウキョウノースタワー40階
運営会社 | 株式会社メディカルリソース |
公開求人数 | 約41,000件(2022年3月時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.38-8931.com/ |
地方から東京に転職するなら「マイナビ薬剤師」
出典:マイナビ薬剤師
人材分野では大きな存在であるマイナビグループが運営する転職サイト、通称「マイナビ薬剤師」。ファルマスタッフと同様、東京に拠点を構えているため、利便性は抜群です。
また、全国に15ヶ所の拠点があるため、転職先を求めて上京を考えている方にもおすすめです。
マイナビ薬剤師はファルマスタッフと同様、東京エリアの求人数がかなり多く、具体的には今現在で約8,000件以上となっています。多くの求人を比較することができるので、自分の条件に合った効果的な転職活動を行いやすくなります。
地方から東京への転職をお考えの方、多くの求人をチェックしたい方は、ぜひマイナビ薬剤師をご利用ください。
【東京の拠点所在地】
東京都新宿区新宿四丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー 24F
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 約60,000件(2022年1月時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://pharma.mynavi.jp/ |
希望の求人が見つからずお困りなら「ファーマキャリア」
出典:ファーマキャリア
ファーマキャリアは、自分だけのオーダーメイド求人を検索することができるサイトです。ただ仕事を探すだけでなく、条件交渉も行い、求職者の希望に沿った最適な仕事を探すことができます。
そのため、「ライフスタイルの変化により、週3日働きたい」「午後4時に退社できる職場で働きたい」など、具体的な希望条件をお持ちの方におすすめです。
ファーマキャリアでは、東京都の公開求人約6,000件を掲載しているほか、求人サイトに未掲載の求人にも応募することが可能です。これにより、転職活動の幅を広げ、就職の可能性を高められます。
また、ファーマキャリアの面接は電話によるものが大半ですが、求職者の希望により直接面談を行うことも可能です。(※オフィスがあるのは東京のみです。)
特別な条件をお持ちの方、他のサイトで希望に沿った求人が見つからなかった方は、ファーマキャリアにご相談ください。
【東京の拠点所在地】
東京都中央区日本橋兜町22-6 東京セントラルプレイス4階
運営会社 | エニーキャリア株式会社 |
公開求人数 | 約28,000件(2022年1月時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://pharmacareer.jp/ |
できるだけ早く転職したいなら「薬キャリ」
出典:薬キャリ
「薬キャリ」は、医療従事者向けのサービスを提供する事業者で構成されるエムスリーグループが運営するサイトです。
医療業界との幅広いネットワークにより、他では手に入らない未公開求人を保有しています。
東京都内の求人数は約3,000件ほどですが、一般には公開されていない求人も多く抱えていると思われます。
また、「YAKU-many CARI」の強みとして、ユーザーの転職の早さが挙げられます。
電話やメールだけで最短1日で最大10件の求人を紹介してくれるため、「できるだけ早く転職したい 」という人にとっても魅力的な転職サイトといえるでしょう。
他では扱っていない仕事をじっくり見たい方、スピード転職に興味がある方は、ぜひ薬キャリにご登録ください。どちらも他のプラットフォームでは利用できません。
*薬キャリでは、求職者の方と直接お会いしての面接は行っておりませんので、電話などでの面接となります。
運営会社 | エムスリーキャリア株式会社 |
公開求人数 | 約40,000件(2022年1月時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://agent.m3career.com/ |
調剤併設のドラッグストアに転職するなら「リクナビ薬剤師」
出典:リクナビ薬剤師
リクナビ薬剤師の転職サイトを運営しているのは、人材派遣・人材紹介の業界大手であるリクルートグループです。
組織もしっかりしており、独自のネットワークで運営されています。また、一般には公開されていない非公開の採用情報も豊富に用意されています。
保有する求人の75%が非公開求人であり、一度登録すれば公式サイトには掲載されていない求人も多数紹介されるため、利用することにデメリットはありません。そのため、このサイトを利用することで損をすることはありません。
また、調剤併設型ドラッグストアの求人数は業界最大級の1,460件(東京都)となっています。
珍しい求人をお探しの方、現職を調剤薬局併設のドラッグストアなどに転職したい方は、ぜひリクナビ薬剤師にご登録ください。
【東京の拠点所在地】
- 「本社」東京都港区新橋2-6-2 新橋アイマークビル4F(受付)
- 「本社アネックス」東京都港区新橋1-16-4 りそな新橋ビル6F
運営会社 | 株式会社リクルートメディカルキャリア |
公開求人数 | 約60,000件(2022年1月時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://rikunabi-yakuzaishi.jp/ |
対面での手厚いサポートを希望するなら「JobBuddy薬剤師」
出典:jobbuddy
「JobBuddy薬剤師」は、株式会社スタイル・エッジCAREERが運営している転職サイト。
1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)の転職に特化しており、とくに東京の求人が充実しています。
地域特化だからこその情報も豊富に保有しており、担当者が足を運んで得た「職場のリアル」を教えてくれるため、ミスマッチのない転職を実現できるでしょう。
地域独特の傾向などについても詳しく教えてくれるので、安心して転職活動を進められますよ。
また、JobBuddy薬剤師は「必ず対面でヒアリングを行っている」ことも特徴です。
キャリアプランや希望面での面談を希望する方は、ぜひJobBuddy薬剤師を利用してみてください。
(引用:JobBuddy薬剤師)
【東京の拠点所在地】
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-11アグリスクエア新宿12F
運営会社 | 株式会社スタイル・エッジCAREER |
公開求人数 | 約4,000件(2022年1月時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 首都圏 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://job-buddy.net/ |
3.東京の転職で「転職サイト」を利用するメリット
この記事の冒頭で、「東京で転職したい薬剤師におすすめの転職サイト 」を紹介しましたが、中には、「転職サイトを利用するとどんなメリットがあるの?」 という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますので、今回は転職サイトを活用したメリットについてご紹介します。
結論から言うと、転職サイトの利用によって『有利』に転職活動を進められます。
東京都は薬剤師の数が多く、競争率もかなり高いため、入念な準備が必要不可欠です。
転職希望先の紹介や面接対策などの支援をしてくれる転職サイトを利用することで、望ましい労働条件の職場に出会える可能性が高まります。
以下では、就職支援サイトを利用することで得られるメリットについて、より詳しくご紹介します。
メリット1.好条件の求人が見つかりやすい
薬剤師が自発的に仕事を探すよりも、転職サイトを通じて仕事を紹介された方が、好条件の仕事を見つけやすくなります。
特定の転職サイトの利用者は、そのサイトが独自に管理している非公開の求人情報を閲覧することが許されているのです。
非公開求人は、「一般に公開すれば応募が殺到することが予想される好条件の求人 」である可能性が高いので、積極的にチェックすることをおすすめします。特に薬剤師の年収が低い東京都では、この点が重要です。
民間企業の求人に見られる主な傾向は、以下の通りです。
- 高収入
- 重要ポジションの募集…など
「転職サイトを使って東京で高収入の仕事を見つけた」というフレーズは、最近よく耳にします。
転職サイトに相談して、高収入で待遇の良い転職先を見つけたいなら非公開求人を紹介してもらいましょう。
メリット2.応募書類や面接対策などのサポートを受けられる
転職サイトでは、募集中の求人情報を入手できるだけでなく、応募書類の添削や面接の準備などのサポートを受けることができます。
具体的には、以下のようなサポートを行ってくれます。
- 薬剤師転職で聞かれやすい質問への受けこたえなどの面接対策
- 自己アピールにつながる志望動機作成サポート
- 表情や話し方、服装のアドバイス…など
転職サイトを利用して、「面接の練習をしっかりできたので、当日しっかり受けこたえできた」と満足するケースも多いです。
特に薬剤師の数が多く、競争が激しい東京での転職活動では、転職サイトを利用して、しっかりとした準備を行いましょう。
メリット3.年収や労働条件などの交渉を代行してくれる
転職サイトを利用すると、年収や労働条件の交渉をしてくれます。
給与や待遇の交渉は求職者から切り出しにくいものなので、代行してもらえるのは大きなメリットです。
具体的には、「年収を30万程度上げて欲しい」「3ヶ月後に入社したい」などの条件交渉が可能になるのです。
薬剤師の年収は一般的に低いため、特に東京では年収交渉が必須となります。
譲れない条件があるけれど自分から交渉するのは抵抗があるという場合は、転職サイトに相談してみましょう。
東京で薬剤師に人気の求人|業種別比較
東京で働くとなると、どのような業種・職種が人気なのか気になる薬剤師の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、薬剤師を採用する各業界が提示する年収を比較した上で、東京で薬剤師が活躍できる職種・業種をご紹介します。
まず始めに、薬剤師という職業について説明します。薬剤師が働く業界は、一言で言うと4つに分類されます。
【薬剤師の業種】
- 調剤薬局
- 病院・クリニック
- ドラッグストア
- 企業
調剤薬局の特徴
薬剤師業界の仕事・社員の大半は、調剤薬局に所属しています。調剤や薬の管理、患者さんの服薬相談など、この仕事の中心的な役割を担っています。勤務時間は朝9時から夕方18時までと決まっています。
残業は少なく、ホワイトカラーと言えるでしょう。時間に融通が利くので、お子さんがいる主婦の方が薬剤師として働くことも多いようです。日常的に働きたい人には、理想的な職場といえるでしょう。
病院・クリニックの特徴
病院で働く薬剤師は、患者への直接的なケアの提供に参加するため、専門的な知識を持つことが求められます。調剤薬局やドラッグストアよりも専門性が求められる職業であるため、薬剤師としてより高度な知識を習得する機会があります。
新しいことを学ぶのに適していることと、職業的なステップアップにつながることから、大学を卒業したばかりの人がこの道を目指すことが非常に多いようです。一方で、平均年収は最も低く、時間外労働を求められることも比較的多いと言われています。
病院やクリニックなどの医療機関で薬剤師としてのスキルを磨きたい人には、理想的な職場といえるでしょう。
ドラッグストアの特徴
病院や調剤薬局では、薬剤師が日常的に同じ仲間と接するのに対し、ドラッグストアでは、さまざまなお客様と接する機会があります。自店舗のスタッフだけでなく、他店舗のスタッフや薬剤師とのつながりもできるため、人脈が広がる仕事といえます。
薬剤師として薬の説明をするだけでなく、様々なお客様に食材や雑貨を販売することもあるので、コミュニケーション能力も必要です。
一般的に、薬局の営業時間は長く、朝方まで営業していることが多いです。また、土日も出勤するため、勤務時間が不規則になりがちです。一方、その分、年収は他業種に比べかなり高いのが一般的です。
企業の特徴
企業で働く場合、薬剤師の仕事は多岐に渡りますが、その具体的な内容は企業によって異なります。製薬会社のMRであったり、治験コーディネーターであったり、さまざまです。成果主義の世界なので、仕事内容によって年収が変動するのが特徴です。
責任が重い仕事ほど年収が高くなるのは当然といえば当然です。海外とのつながりがある企業では、年収が1000万円を大きく超えることもあるようです。
薬剤師の業種別年収比較
次に、薬剤師の業種別の年収比較を紹介します。
薬剤師 業種別年収比較
- 調剤薬局:507,1万円
- ドラッグストア:542,3万円
- 病院:467,2万円
- 企業:504,8万円
参考:薬キャリ
このデータを見ると、平均年収は、ドラッグストア、調剤薬局、企業、病院の順になっています。ドラッグストアの平均年収は他と比べて高く設定されており、薬剤師として高収入を得るにはドラッグストアが一番手っ取り早いです。
また、ドラッグストアや調剤薬局は、平均して求人数が非常に多いので、転職先が見つかりやすい傾向があります。特に都市部から少し離れた郊外では、人手不足のドラッグストアや調剤薬局も少なくありません。
狙い目の求人
現在入手可能な情報では、東京近郊のドラッグストアや調剤薬局での勤務が最も望ましい求人とされています。
現在、小売店や薬局では人手不足が叫ばれており、優秀な薬剤師の確保が急がれています。
全国で最も薬剤師が集中している東京でも、薬局への転職は簡単なことが多いようです。さらに、薬局は一般的に非常に高い年収を提示しており、さらなる経済的利益を得る機会を提供しています。
さらに重要な点として、薬局が東京の郊外に位置していることが挙げられます。一般的に、東京で募集されている薬剤師の求人は、人員が多いため、年収がかなり低くなる傾向があります。
一方、都心から少し離れた東京の郊外に住むと、人が少なく、年収も高く設定されるのが一般的です。
東京都の薬剤師転職を成功させる手順
薬剤師転職を成功させるためには、以下の手順に沿って着実に転職活動を進めていきましょう。
- ステップ1. 入念な事前準備を行う
- ステップ2. 複数の手段を併用して求人探しを行う
- ステップ3. 応募書類の作成を並行する
- ステップ4. 採用面接を受ける
それぞれの過程でやるべきことを解説します。
ステップ1. 入念な事前準備を行う
転職活動は、入念な準備から始まります。
【まずやるべき準備】
- (1).転職の理由をはっきりさせる
- (2).譲れない点・妥協できる点を決める
- (3).大まかにスケジュールを立てる(1~3ヶ月目安)
特に(1),(2)を入念に行うことで、どんな職場で働きたいのかが明確になってきます。この工程を飛ばしていきなり求人探しから始めてしまうと、なんとなくで職場を決めてしまい、入職後に後悔してしまう可能性があるので気を付けましょう。
ステップ2. 複数の手段を併用して求人探しを行う
求人探しは、様々な手段を併用して行うことをおすすめします。
一つの方法に固執してしまうと、好条件の求人を見逃す可能性があるからです。
【おすすめの併用パターン】
- (1)転職サイトとハローワークの併用:(失業保険受給中の方)
…転職サイトから応募しつつ、ハローワークで月々の手続きを行う際に、窓口で相談。求人の応募は、失業保険受給要件である求職活動実績として認められる - (2)転職サイトを複数利用:(なるべくたくさん求人を見たい方)
…複数のサイトを利用すれば、選択肢をグッと増やせる。ただ選択肢が増えすぎても判断に迷うことがあるため、転職サイトのキャリアアドバイザーと相談しながら決めるのがおすすめ
(2)転職サイトの複数利用は、特におすすめです。実際に転職成功者は平均4.2社の転職サイト(エージェント)を利用しているという調査結果も報告されています。
薬剤師資格を活かして働ける職場は、薬局・ドラッグストア以外にも多数存在しています。
特に薬局は、薬剤師数が増加傾向にあるうえに、2019年より薬局事務員のピッキングが一部認められるようになっており、徐々にではありますが、人手が余る状況になっていくことが考えられます。
ステップ3. 応募書類の作成を並行する
気になる勤務先があれば、次は履歴書を作成して応募します。
履歴書では、これまでのキャリアを形式的に書くのがメインですが、「志望動機」などのアピール要素を魅力的に記載することで、選考通過率を高められます。
一般職種の中途採用では職務経歴書が必要となりますが、薬剤師の採用で職務経歴書が必要なケースはそれほどありません。ただし企業や法人運営の施設の場合は、提出を求められることもあります。
ステップ4. 採用面接を受ける
書類選考が通過したら、採用面接を受けます。面接回数は1回であることが多いです。
採用面接では、必ず聞かれる定型質問があるので、事前に応える内容を考えておくと、面接で慌てなくて済みます。
【必ず聞かれる定型質問の例】
- 転職理由を教えてください。
- 志望動機を教えてください
- 前の職場ではどんな経験をしましたか?
- 残業や土日勤務はどの程度可能ですか?
また転職サイトでは、転職のプロによる面接対策も受けられます。
よくある質問に対しての最適な答え方をアドバイスしてもらえるので、面接に苦手意識がある方にとっては心強いでしょう。「面接は緊張する」「うまく振舞えるか不安」という方はぜひ活用をおすすめします。
東京の転職に関するよくある質問
最後に、東京で転職する際によくある質問をご紹介します。
東京の薬剤師転職を考えている人におすすめの薬剤師転職サイトは?
紹介後の定着率が95.6%と高いお仕事ラボがとてもおすすめです。
業界の動向を見ながら精度の高い求人を紹介することを心がけており、効率を求めないのが特徴です。正社員だけでなく、アルバイトや派遣社員、紹介予定派遣の求人も検索できます。
東京に多い薬剤師の求人の特徴は?
東京の薬剤師の求人は、働く場所の選択肢が多く、都心に近いほど年収が低い傾向にあります。また、都内に本社を構えるドラッグストアが多く、研修制度が整っているのも特徴です。職種も多岐にわたり、東京都心部は営業時間が長い傾向にあります。
東京で働く薬剤師の平均年収は?
東京都の薬剤師の平均年収は553万5千円です。これは、全国の平均よりも約5万円高い金額です。地方に住んでいて、都市部への転職を考えている人は、より高い年収が期待できることを知っておきましょう。郊外では人材が不足しているため、年収が高くなるのです。
東京の薬剤師の求人倍率は?
日本製薬工業協会によると、2021年5月の医師や薬剤師などの職種の求人倍率は1.50倍となっています。この数値が発表されました(日本製薬工業協会)。新型コロナウイルスが蔓延した結果、患者が医者に行かなくなり、その結果、求人倍率は一時的にプラマイゼロとなったと言われています。一方、最近は以前の水準に戻り始めているとも言われています。
東京の薬剤師転職で高年収の求人を見つける方法は?
高収入の求人を希望するなら、
・東京23区以外で探す
・認定薬剤師の資格を活かして他の薬剤師と差をつける
・地方への転勤の可能性がある求人に応募する
・転職エージェントを使って病院や企業との条件交渉を代行してもらう
など、さまざまな方法があります。郊外の求人の方が年収が高い傾向にあるようです。
東京23区で働くと平均年収が低い?
東京23区は、東京の中心地であり、人口も多いため、就職先も多くあります。しかし、求人は多いものの、県外からの応募が多いため年収は低くなる傾向にあります。郊外では一般的に求職者が少ないため、年収が高くなる傾向があります。これは、人手不足と通勤がより困難になるためです。
東京では、薬剤師にはどのような働き口があるのでしょうか?
調剤薬局、病院、ドラッグストアだけでなく、製薬会社、化学・化粧品メーカー、治験会社、大学・研究機関など、幅広い選択肢の中から就職先を見つけることができます。地方よりも都市部の方が、ユニークな就職先が見つかる可能性が高いです。
まとめ
今回は、東京に転職したい方のために、おすすめの薬剤師転職サイトを厳選して紹介しました。一般的に、東京の都心部にある薬局ほど年収は低いですが、求人数は多いようです。
高年収の求人を見つけたい場合は、東京23区以外で仕事を探すことをおすすめします。また、認定薬剤師を取得することで、他の薬剤師と差をつけることもできます。
自分のスキルに見合った仕事が見つからない、労働条件は満足だが給与が見合っていないと思う場合は、転職エージェントに年収の交渉をしてもらいましょう。
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